税理士と行政書士の違い

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遺産相続をスムーズに進めていくうえで専門家の存在は欠かせませんが、遺産相続はいろいろな手続きが必要になりますので、要所で依頼する専門家が異なります。
まず遺産相続を進める前の段階で遺言書を作成することがありますが、これはスムーズに進めるならかなり有効な手段です。
なぜなら遺言書がなかった場合、財産調査や相続人調査を行ってから遺産分割協議を開き、その後遺産分割協議書を作成するという流れで進めていかなければなりませんし、ここまでを被相続人が亡くなってから10カ月以内にやらなければならないからです。

10カ月と聞いて意外と時間があるのでは?と思う人もいるかもしれませんが、財産の種類が多ければそれだけ評価していく時間もかかりますし、何より相続人の間で誰がどの財産を相続するのか協議する途中で揉めてしまう可能性もあります。
もしそうなってしまうとかなり長引くかもしれませんし、場合によっては訴訟に発展することもあります。
ですから、前もって遺言書を作成しておくことで余計なトラブルを防げますから、財産を家族に残しておきたいと思うなら被相続人自ら遺言書を作成することをおすすめします。

そこで便利なのが行政書士で、行政書士は司法書士のように代理人業務はできませんが、書類作成業務は可能なので遺言書の作成も当然できます。
遺言書には自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言の3種類ありますから、いずれかを選択して作成してもらってください。

次に相続人は相続税が発生することも考えられると思いますが、あとでトラブルにならないためにも税理士に依頼しておくことをおすすめします。
税理士と行政書士の違いは税理士は税務に長けているという点で、これは行政書士にはできない仕事ですから、税金に関することはもれなく税理士に任せておけば間違いありません。
このように遺産相続には各専門分野で活躍してくれる人たちがいますので、有効に活用するといいでしょう。